映画を見る前にチェック♪星の王子さま名言集をフランス語で

星の王子さま名言集2
映画「星の王子さまと私」がいよいよ公開ですね。今回は、サンテグジュペリの名作「星の王子さま」の名言を、フランス語の原文とともに紹介します。

サン・テグ・ジュペリさんの小説「星の王子さま」の日本語訳は、以前は岩波書店から出ていた内藤濯さんの物のみでしたが、サン・テグ・ジュペリ没後60年で岩波書店の翻訳権の保護期間が切れたのを機に、多くの出版社・訳者によって出版されました。

それにより2006年ごろ、「星の王子さま」ブームが起き、書店ではいろいろなサイズ・訳の「星の王子さま」が平積みされました。その中から、私が一番読みやすかったのがこれ。

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訳が自然で、星の王子さまのかわいらしさがよく表現されているんです。
今、書店では以前のように「星の王子さま」のいろいろな出版社・訳者の本が置いてあることは無くなったのですが、河野万里子さん訳のこちらの本は、多くの書店で見かけます。それだけ多くの人に愛されている、美しい日本語訳の「星の王子さま」なのですね。
当サイトの「星の王子さま」の日本語訳は、上記の本から引用しています。

フランス語原文は以下の本から引用しています。

Le Petit Prince

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Et ce n’eat pas sérieux de chercher à comprendre pourquoi elles se donnent tant de mal pour se fabriquer des épines qui ne servent jamais à rien? (何の役にも立たないトゲをつけるのに、どうして花があんなに苦労するのか、それを知りたいと思うのが、大事なことじゃないって言うの?)

羊の絵を描いてもらった王子さまですが、今度は羊が王子さまの大切にしていたバラを食べてしまわないかと不安に思うようになりました。しかし、王子さまの不安をよそに、「僕」は飛行機の修理に忙しくて話を聞いてくれません。

この時点で不時着から5日目。食料はないし、飲み水もほとんどないので、「僕」は一刻も早く飛行機を直して帰りたいのです。

「大事なことで忙しいんだ!」という僕に、王子さまは「きみはごちゃ混ぜにしている・・・大事なこともそうでないことも。」と言い放ちます。その後のセリフです。

ばら

生きて帰るために一生懸命飛行機を直す「僕」の行動は、間違っていないのですが・・・

王子さまにとって、故郷に残してきたバラの花が、一瞬で食べられてしまうことはとても悲しいことで、そのことについて考えることが重要なことなのですね。

「忙しい」「大事なことだ」とせかせかしている大人、このお話にたくさん出てきますが、「大事なものを見失っている」人間として、王子さまには映っているようです。

J’aurais dû la juger sur les actes et non sur les mots.(言葉じゃなくて、してくれたことであの花を見るべきだったんだ。)

故郷に残したバラの花のことを思って、王子さまが発した言葉。王子さまは、見栄っ張りなバラの高飛車な物言いに嫌気がさして、バラのことを愛していたにもかかわらず、星を出てきてしまいました。でも、バラと離れてみたことで、王子さまはバラが大切な存在だったことに気づくんですね。

「あの花はぼくをいい香りで包んでくれたし、ぼくの星を明るくしてくれたんだ。・・・あれこれ言うかげには愛情があったことを、見抜くべきだった。花って、ほんとに矛盾しているんだね。」と言葉が続きます。

Il est très simple : on ne voit bien qu’avec le coeur.L’essentiel est invisible pour les yeux.(とてもかんたんなことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは目に見えない。)

名言と言えばこれ!というほど、誰もが一度は聞いたことのあるセリフと思いますが、さて、誰のセリフでしょう?

↓  ↓

星の王子さまきつね2答えは、キツネです。

王子さまが言いつけどおりに毎日同じ時間に通いつめ、仲良くなったキツネですが、別れの時がやってきます。「絆を結ぶ」ことで、仲良くなったキツネは泣いてしまいます。キツネとふれあうことで、故郷に残してきた一輪のバラが、他のどのバラとも違う、自分にとってとても大切なものだと気付いた王子さまに、キツネが最後に教えてくれたことです。

さらに名言が続きます。

「きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ。」
「きみは、なつかせたもの、絆を結んだ者に永遠に責任をもつんだ。」

王子さまは、この言葉を胸に、故郷に残した一輪のバラのもとに帰って行くのですね。

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