モンキーパンチ語るルパン三世誕生秘話

2015年10月からルパン三世のアニメ放送が始まります。それに先駆け、日テレ日曜朝の情報番組「シューイチ」で、「ルパン三世誕生秘話」が原作者モンキー・パンチ氏より語られました。

モンキーパンチ
 

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ルパン三世のイメージは「トムとジェリー」

1967年週刊雑誌「漫画アクション」の創刊に伴い加藤一彦氏が連載を始めました。連載を始めるにあたって、編集部の人に「どんな作品が描きたいですか?」と聞かれ、「即答しなければこの話が無しになってしまうかも」と思った加藤氏は、とっさに「アルセーヌ・ルパンのような作品が描きたい」と即答。「ルパン三世」が誕生したのだそうです。

ルパン3世

初めの登場人物はルパン3世と銭形警部しかいなくて、「トムとジェリー」のような追いかけっこを泥棒と警察が行う話をイメージしていたそうです。

ルパン銭型警部
今もこの鬼ごっこは健在ですね。最近では、映画「ルパン3世と名探偵コナン」などで、コナンとも鬼ごっこをしていました。

当時連載されていた漫画は、「大人向け」の漫画。現在のようなギャグやコメディの要素が加わったのは、アニメの放送が始まってかららしいです。

1971年に始まったテレビ放送ですが、日曜夜のゴールデンタイムにもかかわらず、視聴率は1%台。何度も再放送を繰り返し、徐々に人気がアップ。1997年の第二期放送時には、子どもをターゲットにしたこともあり、視聴率30%台を記録しました。視聴率の低い作品でも、「高視聴率がとれるはずだ」と何度も再放送を続けた日テレの執念が怖いですね。
アニメ化によって「ルパン3世」は、「子どもから大人まで」楽しめる作品になったんですね。

「峰不二子」はいっぱいいた!

ルパンの仲間の中で紅一点の峰不二子ですが(仲間かどうかよくわからないときも多いですが)、当初は、毎回違う女優を出演させる予定だったそうです。しかし、毎回いちいち女優の名前とか顔とか考えるのはめんどくさい!毎回出てくる女優は違う人だけど、顔と名前は一緒にしてしまえ!ということで考えられたのが「峰不二子」。

「峰不二子」という名前は、女優の名前、何にしようかな~と考えていた時に、目の前に合ったカレンダーの葛飾北斎の絵「霊峰富士」に目がとまり、「霊」の字を取って、後ろに「子」をつけ、「峰不二子」にしたんだとか。

霊峰富士「桜花に富士」

ちなみに、葛飾北斎の「霊峰富士」はシリーズで、神奈川沖の波がざぶーんとなっている奥にちょこんと富士山が見える絵や、赤富士の絵が有名ですが、↑の「桜花に富士」もいいですよね。

ルパンのジャケットの色は?

突然ですが、ルパンのジャケットは何色でしょう?

」を思い浮かべる方が多いと思うのですが、これは原作者が「赤がいい」とはっきり言ったわけではなく、諸事情により「赤」になったのだそうです。その事情と言うのが、当時、マンガ雑誌は「赤と黒」で刷られるのが多かったから、というもの。「緑」とか「黄色」といった選択肢はなく、自動的に赤になってしまったんですね。

その後アニメ放送が始まると、ジャケットの色は「」に。これは、当時ブラウン管で、赤がにじみやすく、緑が最もにじみにくい色だったかららしいです。

その後、技術の進歩とともに、第二期のジャケットの色は「」、第三期は「ピンク」に。

ちなみに、モンキー・パンチさんは「緑より、赤がいい。」らしいです。

大人気となった宮崎駿監督の映画「カリオストロの城」では、ルパンのジャケットは「」ですね。

映画「ルパン三世対名探偵コナン」では、「」です。コナン愛用のジャケットが「青」なので、それにかぶらないようにとの配慮もあったのかもしれません。

さて、ここで気になるのが、10月より始まる新シリーズのルパンのジャケットの色!

何と!!

ルパン3世アニメ

ルパン3世アニメ公式サイトより)

青です!!

コナンと同じ!ということは、コナンは出てきそうにありませんね。
なにはともあれ、誕生から48年を迎える「ルパン三世」シリーズ、新アニメに注目です☆

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