静岡県立こども病院の外来に通って6年。この6年、長い待ち時間に悩まされることも多々あり、対策を練ってきました。
今回は、これから静岡県立こども病院を受診する方や、日ごろ子ども病院で待ち時間が長くて悩まれている方向けに、私がやっている効果的な方法を紹介します。
そもそもなぜ待ち時間が長いのか?
「順番だから仕方ないでしょ」「処置に時間がかかる子もいるから」と思って、待ち時間が長いのを我慢していませんか?
私も最初の1年はそうでした。
循環器科や心臓血管外科、小児眼科は順番を待っている子であふれかえっていて、待合室の椅子に座りきれず、立っている人も多数。「待ってもしょうがない」状態。
現在は、コロナで受診頻度が減ったり、「(小学生以上)地元の病院で診てともらえること地元で」と転院する子も増えたりということもあり、待合室では、相席なしで座れるくらいになっています。
ところが、それでも「全然呼ばれない!」現象がたびたび起きます。
原因は、とても単純。「忘れられている」ということ。
病院であってはならないと思うのですが、普通に忘れられているので、いくら待っても呼ばれることはありません。
私も馬鹿正直に待っていて、3時間おとなしく座っていたら、そのまま診察の時間が終わり5時の音楽が鳴りだしただしたこともありました。
こども病院の看護師さんたちは、「待合室に待っている人がいる。受診まだの人かな?」とは考えません。子どもがぐずっていても、気に留めてくれないようです。ですから、馬鹿正直に待っているのではなく、行動に移さなければなりません。
待ち時間が長いと感じたら、この言葉!
「行動」と言っても、勇気が必要なことではありません。待ち時間が長いな、と思ったら、受付へ行き、この言葉を言ってみてください。
「まだ時間かかりそうだったら、売店へ行きたいのですが・・・。○○科受診の○○番の○○(名前)です。(番号が書いてある番号を見せる)」
すると、順番がすぐなら「次呼ばれるので、待っていてください」と言われますし、まだまだなら「帰ってきたら声をかけてください。」と言われます。
私はたいてい「・・・次の次で呼ばれるので待っていてください」と言われます。そのうちの何割かは、忘れられていたんじゃ・・・と思われる対応です。
2022年でも起こりうる…
実際に、夫が付き添いで外来受診した際には、忘れられて3時間待たされました。上記のポイントを伝えていなかったため、じっと椅子に座って耐えていたそうです。2022年でもこういったことが起こっています。子どもにとっても苦痛だし、大事な時間を無駄にしたくないですよね。
なので、受診の際「待ち時間長いな」と思ったら、売店へ行くていで、受付さんにあなたの存在を認識させてあげてください。
まとめ
こども病院の外来受診の際、「忘れられている」ということはありうる!
「待ち時間長い」と感じたら、受付へ行き「まだ時間かかりそうだったら、売店へ行きたいのですが・・・。○○科受診の○○番の○○(名前)です。(番号が書いてある番号を見せる)」の一声を!
※ちなみに売店は、現在はセブンイレブン。外来の診察室とはちょっと離れたところにありますが、建物内です。お散歩や気分転換にも◎