保育士ママが2歳の息子に手作りしたモンテ教具②数・量、文字

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数や量、文字について。小学校で誰でも学ぶから、幼児期には必要ないんじゃ?と思うかもしれません。

しかし、小学校で「教えたときにわかる」の土台には、幼児期に数や量、文字や言葉に触れる体験を多くし、土壌を豊かにしっかり耕しておく必要があります。

今は幼児教育で数字や文字を教えるのが主流になっていますが、「数字や文字が読める」のと「数や量について理解する」「文字を読んで、言葉として理解し、文章を読み取る」のは別問題です。

モンテッソーリ教育では、文字を読むことだけでなく、「単語を読むこと」「文章の構成」「単語の意味」などを重視し、日々の活動の中で豊富な経験ができるようになっています。数や量についても、ただ「数字」を読んで数えるだけでなく、繰り返し体験し、数や量について正確に理解できるように工夫されています。

数、量の概念

「長さの棒」です。まだ使いこなせてないですが。これからかな?短い順に並べる、というより、トミカのための道になってます。

文字

モンテッソーリ教育では、文字を「読む」ことより先に、「書く」ことから始まります。それは「書ける文字は読めるが、読める文字が書けるとは限らない」かららしいです。

邪道?手作り文字盤

モンテッソーリ教育の講習会で、「砂文字盤」というのを教えてもらったのですが、自宅でこれを作るのは大変!紙やすりを文字の形に切って、木の板に貼って、なんて50音やったら、指紋無くなりそう(;´Д`)と思っていた矢先、知り合いに「溝掘り版」というのを教えてもらいました。

文字の形に、溝をつけてあげたほうが、指がちゃんと引っかかっていい!モンテッソーリもはじめは溝掘り版を作っていたけれど、あまりに大変なので諦めたのだとか。

これは、画用紙に大きく文字を印刷し、切り取ってカラーの画用紙に貼ったもの。モンテッソーリ教具の中で、画用紙で溝堀版を作ったものは見たことないので、邪道かもしれません。

「砂文字盤+溝掘り版バージョン」で画用紙と画用紙の間に紙やすりを挟んだバージョンも作ってみたのですが、やってみたところ、紙やすり無いほうが使いやすかったです。

モンテッソーリ的には、色も統一したほうがいいんだろうけど。

ちなみにひらがな50音なら、百均のB5版カラー画用紙2セットと糊(つまり約300円)でできちゃいます。

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